昨日、お盆のお里帰りで第一期生の稲葉家族とそのお友達家族が
来てくれました。いつも元気そうで安心していたのですが、家の
第一期生と言うと　今、４１歳・・・

『実はな、俺、死に掛けたんだ・・』と　話し出した稲葉。。
『えっ！？なんでぇ！』と言うと　ボチボチ話してくれたんだけど
心臓が１５分も停止したそうで、病院に運ばれて１４時間　意識不明の
状態だったそうで　１ヶ月の入院加療をしていたらしい

こんなに家族揃って　元気で何より！と思っていたのにそんなことが
あったなんて知る由もなく、本当にショックでした・・・
でも　そんなことがあって　蘇ってきたんだから『あんたは長生きするよ！』
と　言いましたとにかく奥さんや子どものために無理をせずに
いつまでも　元気でいてよ！と　言って送り出しました。
本当に　びっくりするやら　ショックやら・・ちょうど本厄の時の
出来事だったらしく、男の無理をする年齢なんだろうな！と・・・
人間って　無理をすることは良くないんだなと　つくづく考えさせられた
一日でした。

８月１２日　午後１０時１１分、家の料理長の最愛のお爺ちゃんが
この世を去りました・・・私は亜紀と、買出しに行っていました。
お店に電話をすると『料理長が　えらい慌てて急用が出来たので
また戻ってくるけど　女将さんには僕から連絡するから！』と
言って大慌てで出かけました、と、バイト生・・あの子が勤務中に
そんな急いで出かけるって事は滅多にないので気になって携帯に
電話をいれると、『お爺ちゃんが・・・』と言って暫く声にならない
様子で、とにかく、また詳しいことを教えて～と・・・

先日、何も食べれなくなったお爺ちゃんなのにちゃんこが食べたいと
仰ったらしく　料理長のお母さんがお店に連れてみえて『美味しいなぁ』
と　仰って食べてくださったお爺ちゃんの顔が目に浮びます・・・
人間の最期って　本当にあっけない・・・

さて、料理長が不在のため　久居店の店長にお願いしてパフに
本店に回ってもらう様にしました。学生の合宿がみかさ旅館に宿泊・・
朝ごはんは私が作るけど　お弁当の注文も受けていまして、お爺ちゃんが
亡くなったのに　料理長は翌日、段取りとお昼に予約を受けていた会席
を作りに来てくれました。今日は告別式・・私とパフ、亜紀、バイト生で
一所懸命　作ったお弁当です。明日は出て来てくれるらしいですが、
料理長の責任感の強いのには　私も本当に感心しています。

今日は告別式にみんなで行って来ました。
お別れのとき、思わず　号泣してしまいました・・・
やっぱり、人の死って　本当に淋しい・・・
お爺ちゃんのご冥福を心からお祈りしています。

私の姪っ子のあきと　えりです・・そして向って左がえりのダーです。
昨日　七菜と瑠菜と　花火をしながら　ふと、思い出したのです。
私の姪のあきとえりが　まだ小さいときはあまり、自由がなくて
この子達と　ずっと一緒にいたい・・せっかく　姉が里帰りして
来ても　ずーっと一緒に過ごせない・・辛いなぁ・・ずーっと
抱っこしててあげたいな・・と　思うほど　可愛くて可愛くて・・

あきはお姉ちゃんですが、まだ　結婚せず・・
妹のえりは　素敵な彼と結婚・・今年１２月にはお母さんになります。
こんなに大きくなった姪達・・もっともっと、遊びたかった姪達も
えりはもうお母さん・・・健康な赤ちゃんを産んで欲しい

昨日　七菜たちと花火をしていて　姪達の幼いときをふと思い出し
当時はお店を回すので必死だった・・毎日　毎日忙しく、足らない
ものをスーパーに買いに行く時、うちは住宅街の中にあるため、
人のうちの前を通ると一家団欒の声が聞こえ、すごく羨ましくも
思った。私も姪達と遊んであげたい。。姉達が帰ってきているのに
ただ、仕事　仕事で・・普通のお嫁さんになりたかった・・なんて
いつも　そんなことを考えながら　もう開店して２４年目です。

今ではあの時の活気のある金鍋にもう一度戻る！戻りたい！と・・
当時は飲食店はとても少なくて、私達もどこに行こうって探して
やっと・・って感じでしたが　今じゃ、すごく増えて、今度は
どこのお店に行こうと迷うほどになってきました・・・
そんな中　金鍋を選んできてくださるお客様に　本当に感謝です。
夏は金鍋も　暇ですが　でも夏が暇ではなく、夏も忙しいお店に
しなければいけません・・・色々考えてはいるのですが、中々
うまく行かないし、商売って本当に難しい・・・

でも　金鍋をやっているお陰で　たくさんのお客様とお会いできたし
色んな体験も出来ました・・ただ悔いるだけではなく、良かった事
楽しかったこと、良いお客様に巡り会えたこと、感謝することから
だと思います。いつも有難う御座います。

やはり、子ども達が喜ぶといえば花火
先日、ママにお店を手伝って貰っていたら　子ども達が退屈そうにして
いるので　二人の手を引いて、近くのコンビニに花火を買いに行こう！
七菜（お姉ちゃん）は　突然帰ると言い出し　どうしたの？と聞くと
トイレに行きたい・・一人で帰るのは危険・・コンビニに行って
貸してもらおうと　大慌てでコンビニに入ると、『困りましたね・・
本当はお貸しできませんが　子どもさんですから～』と　やっと安心！

で、いざ　花火買って帰ってからしようね！って・・
あれ？？　花火売ってない！！ごめん！ここには花火売ってないわ
二人とも固まってしまった（苦笑）ごめん　ごめん、お菓子でも
買ってあげるわ、と、汗　汗　汗まあ　瑠菜（妹）は
お菓子に騙され、機嫌が良いけど　お姉ちゃんはちょっと怪訝そう・・

そしてお店に帰って、瑠菜は早速買ったお菓子を広げ　嬉しそうに
食べ始めた、お姉ちゃんは『お母さん　これ好きやんな～』と
なんと、あの子、これで良いって言って結局　お母さんの好きなお菓子
を選んで　自分のものは　ほんの少ししか買ってない・・なんと
小さいのに親思いなんだろう・・

帰り際に『女将さん、今度来るときには　花火買っておいてね』と
言って　約束したので昨日の夜、淋しいお店の雰囲気・・
日曜なのに　暇・・・（悲）七菜と約束していた花火も買っておいたし
じゃあ　花火でもして　景気付けようか！と、しっかり楽しんでくれた
七菜と瑠菜でした。子どもとの約束は　絶対に守ってあげなきゃ！

見てください！こんな状況だったのです。
ほとんど　空状態で来る電車が　あっという間に満員になるのです
私達のほうも　同じ状態でした・・ラッシュに乗り合わせた経験のない
私は一抹の不安を抱え、しかし押し込んで乗る！って状態なんで案外
スムーズに乗ることが出来ました、駅員さんは　臨時電車を出しますので
その電車になるべくご乗車ください！！と　叫んでいましたが、、、
私は一刻も早く　お店に帰らなければ！！と　無理して乗っちゃいました。

はぁ　生まれて初めての体験をおかげさまでさせて頂きました