今年１１歳とまだまだ活躍してくれそうな年なのに　ＧＷあたりから
どうも嘔吐が続き　変だなぁと思っていました。
かかりつけのに連れて行くと　胃酸過多でしょうという事で
薬を貰って飲ませても一向によくなる事もないので　再度、先生に
相談しました、そしたら内視鏡検査をしましょうと・・・

胃腸は　異常なし、しかし肝臓にいくつかの影があるということで
伊賀上野の南動物病院に紹介して頂き　ＣＴ検査を受けるようにと
あきちゃんに乗せてもらって　連れて行きました
先生からショッキングな説明がありました・・・
｢悪性リンパ腫」ですね、との事、手術も出来ないので抗がん剤治療を
はじめました。

伊賀上野は遠いし、ずーっとお世話になっている岡本動物病院に
マルのことを託し　３週　治療を終えましたが、小さい体には
やはり治療が苦痛だし、癌はそう簡単に消えてくれません。

今日も治療日でしたが体力がないので今日は栄養剤の点滴で治療は
出来ませんでした・・・先生も看護士の皆さんもすごくマルを
大切にしてくださいます。そして家のスタッフも　マルのことを
本当に大切にしてくれます、あきちゃんは夜中でも飛んできてくれて
昨日は泊まってくれました、少し様子が変で　私一人で夜中が不安
だったので　泊まってもらいました

元大島部屋の力士、現久居店社員のパフは　最近、帰ってきても
すぐに部屋に帰って行ってしまい　こんな時になんで！？と・・・
いつもマルの元気なときは　ずっと事務所にいてくれたのに!!
すぐに部屋に帰ってしまうし、淋しいよね、マル・・・

６月に入ってからそんなパフ・・・
せめて残り少ないマルの人生、少しでも賑やかにいてあげて欲しい

そんな不満を抱えていた私でしたが、今日、なんで部屋にすぐ
帰って行ってたのか判明！！実は・・・これです



マルのために千羽鶴を寝るのを惜しんで作ってくれていたのです。
もう駄目・・・こらえられなくなって・・・
私ったら　なんて不満を・・・ごめん　そして有難うm(__)m
千羽の鶴はマルの病気を少しでも良くしてあげてと、願って
マルの寝ている場所の上に　飾りました。

料理長の奥さんの　里佳ちゃん　そして元事務員のまきちゃん
私の姪っ子　姉　友達みんなが　マルのことを心配してくれて
います、みんなの願いがマルに届きますよう・・・
みかさ旅館のお客様に　うるさくてご迷惑も掛けましたが
この子のことをお客様も可愛がってくださって、本当にありがたく
せめて苦しまずに　最期を迎えさせてあげたいなと思います。

マル、あなたを飼ったとき、こんなに丈夫な子だから　きっと
長生きしてくれるだろうなと確信していたのに　本当に悲しいです。
淋しいです、でも癒してくれたし、看板犬として活躍してくれて
ありがとう、もう少し頑張ってください。