毎度、ごっつあんです




みかさ旅館は今までもご紹介していますように昭和３３年に両親が購入して開業しました。最初はお客様が中々、来られず、両親も不安だったと思います。父はビジネスホテルにいつか、したいと夢を語ってましたが、父の夢は叶わぬまま、今に至っています。




初めておみえになられたお客様は大きいカバンを持った製薬会社のセールスマンで、その方が色んな方を連れて来てくださり、製薬会社の方ばかりで成り立っていました。勿論、父は神戸で板前修行をしていましたから結婚式の折り詰めを作ったり、それは夜通しでしたから大変だったと思います。




また、父は海軍でしたから海軍仕込みのカレーは大評判！お父ちゃんのカレーは最高！と、たまに作り、夕飯に出すとお客様は大喜びでした、母もお母ちゃん、お母ちゃんと慕われていました。




そんな両親が残してくれた宿を今も細々と亜紀と共に頑張っています旅館の部屋を眺めていると色んな事が蘇ります。小さくて古くて設備も整ってないのに先日、九州からお伊勢参りをなさった若い男性の方々がこんな温かい置き手紙を置いて行かれました。有難いですね～☆




懐かしさと母のことを最近、すごく思い出します



読んでくださり、有難うございますm(__)m